小樽の観光エリアを散策
小樽の観光エリアを散策していくつか見て回った。
小樽運河
小樽港は北海道開拓の玄関口として発展してきました。当時は、大きな船を沖に泊め、はしけ(台船)を使って荷揚げしていましたが、取り扱う荷量が多くなり、運搬作業を効率的に行う必要が出てきました。艀が接岸できる距離を長くするために、海面を埋め立てることによってできたのが「小樽運河」です。
小樽運河は、大正12年に完成し、内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900367
日本銀行旧小樽支店
中には入らず、外から眺めるのみ。
日本銀行旧小樽支店金融資料館は、辰野金吾・長野宇平治らの設計により1912(明治45)年に日本銀行小樽支店として竣工し、2002(平成14)年9月13日に銀行としての営業を終了しました。
その歴史的建造物の中で、日本銀行の歴史や日本銀行の業務、小樽の発展についてご紹介しています。
手宮線跡地
寿司屋通りから小樽市総合博物館まで続く「旧国鉄手宮線」は、北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」の一部です。
幌内(三笠市)の炭山から石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で、1880年には、手宮・札幌間が開通し、その2年後には全通しました。
その後、時代は移り変わり、鉄道国有化によって手宮・小樽(現:南小樽)路線は「手宮線」という名称に変わり、1962年旅客としての営業を廃止、1985年には路線自体が廃止となりました。その後、2001年から2016年にかけて、中心部の地域を起点に、北海道鉄道の発祥の地である小樽市総合博物館までの約1600mの散策路が整備されました。
2018年には、北海道遺産「小樽の鉄道遺産」に選定されています。
散歩にもおすすめのほか、イベント会場としても親しまれています。
これは一体何だったんだろう↓