【Vott】アノテーションツールをインストールする
自分でディープラーニングのモデルを作るために学習データを準備したいときには、基本的にアノテーションツールをインストールする必要がある。
その際はVottというアノテーションツールがおすすめ。
使用する学習ライブラリの種類にもよるけれど、自分が利用しているディープラーニングの学習ライブラリはTensorflowとCaffeで、どちらもVottを使って学習データを作ることが可能。
Vottをダウンロード
まずは、Vottをインストールするためにファイルをネットからダウンロードする。↓
Releases · microsoft/VoTT
Visual Object Tagging Tool: An electron app for building end to end Object Detection Models from Images and Videos. - microsoft/VoTT
npmとnodejsをインストール
ダウンロードできたら、次はVottをインストールするために、「npm」と「nodejs」というものをインストールする。
ダウンロードしたVottディレクトリ内で以下を実行する。
sudo snap install vott-2.0.0-linux.snap --dangerous
npm install
これでVottのインストールが完了!
npmとnodejsのバージョンはそれぞれ3.5.2、v8.10.0が良いようだった。
(そうでなくてもインストールはできるし使えたのでそれほど気にしなくて良いかも)
npmとnodejsのバージョンは、それぞれ以下のコマンドで確認できる。
npm -v
node -v
Vottを起動する
インストールが完了したら、Vottを起動する。
起動するには以下を実行する。
npm start
これで以下のような画面が出てきたらOK。
エラーについて
npm list
を実行すると、以下のようなエラーが出る場合がある。
npm ERR! extraneous: braces@2.3.2 /home/User/VoTT-2.1.0/node_modules/uglifyjs-webpack-plugin/node_modules/braces
だけど、これは無視して何もしなくてもVottを起動することができた。
また、
npm install
を実行したときに、以下のようなエラーが出る場合がある。
Unsupported for node-sass@4.11.0
この場合は、以下を実行することでエラーがでなくなった。
npm install node-sass@4.12.0
こういった場合、node-sassのバージョンを4.12に上げると良いらしい。
Vottの使い方の参考
以下を参考にした。
VoTT v2.1.0 を使用して画像のアノテーション(教師データの作成)を行う - Qiita
機械学習でオブジェクト検出を行う場合、人物や猫など一般的な物体を検出したいのであれば、Amazon Rekognition や Google Cloud Vision API などのサービスを利用す…
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